2025年8月24日のカフェの様子です
今回も各グループから、大変有意義なお話を伺うことができました。 「スピリチュアルケアとは、あるきっかけによって“パーン”とはじけてしまった自己のパズルを、一つひとつ探して組み立て直していくようなもの」というスタッフ医師の言葉を受けて、参加者の方からは「がんとわかってから、カフェに通ってしていたことが、まさに“はじけてしまったパズルを組み直していた”状態だったのだと気づき、とても腑に落ちました」との発言がありました。
初参加の医学生からは「医師は患者の状態をデータで判断しているが、何が患者の心のプラスになるのかを理解できる医師になりたい」との発言も。また、前回参加した際にカフェでスタッフが話した「誰にも心の治癒力がある」という言葉が励みになり、闘病しているお母さんや周りの人にもその言葉を伝えてきたという方が、「今回は感謝を伝えたくて参加しました」と話してくださり、大変嬉しいひとときとなりました。
これからも、このカフェが皆さんにとって励みを得られる場であり続けられたらと願っています。



2025年7月27日のカフェの様子です
外に出るのが億劫になるような暑さが続いている中、7月のカフェにはオンライン、リアル合わせて計31名の方が参加して行われました。
今回のカフェではご自分が会の代表として活動されている方が複数参加されました。子供たちが抱える心と身体の様々な問題に取り組まれている方からは、「不登校児や自閉症、薬漬け状態、自分を守るために暴力を振るう子などのケアを誰が担うのか、何処に相談に行ったらよいのか分からない、縦割り制度で横のつながりがない」と切実な発言がありました。
またがん患者さん向けの情報誌を制作されている方からは、仕事であるウィッグ販売を通して得られた実感として「がん患者さんは日頃より孤独を感じている方が多く、患者会やカフェなどに参加している方は2割ほどで、残りの8割はなかなか一歩を踏み出せないでいる」と発言され、「そのような方に対しメディカルカフェの存在をもっと知ってもらいたい」と大変ありがたい言葉をいただきました。
今後もカフェはがん患者さんが自分らしさを取り戻し、楽しく生きるきっかけとなる「場」でありたいと願っています。


2025年6月22日のカフェの様子です
もう梅雨明けかなと思うような暑さが続いていますね。
先週のカフェには、オンラインで7名、リアルは21名、合計28名が参加されました。
“会話は言葉のキャッチボール”と言われるように、受け取ってくれる相手がいることのありがたさを実感しながら、各グループで会話を楽しみました。
皆さんが一番多く投げたボールは「日々を楽しむこと」。
病気を抱えながらも生活を楽しむ工夫として、「カフェに来る前におみくじを引く」「音楽を聴く」「寝る前にその日良かったことを3つ紙に書く」「テレビで知った健康に良い食品をすぐに買ってみる」など、さまざまなお話がありました。
また、良い患者―医師関係を築く秘訣について、「看護師さんの『何でも言っていいよ』という一言がきっかけで“信頼しよう”と思えるようになり、“きっと最高の医療をしてくれる”と感じられたことで、不安が和らいだ」という声もありました。その際、同じ目線で言葉のキャッチボールをすることの大切さが語られました。
会話は、日々の生活を豊かにするためだけでなく、医療の現場においても重要なキーワードだと、改めて感じる時間となりました。

2025年5月18日のカフェの様子です
12周年記念カフェお疲れさまでした。
毎年4月が来るたびにカフェで過ごしてきた時間を振り返りますが、12周年という節目には、ひときわ感慨深いものがあります。十二支が一巡する周期であり、また木星が太陽を一周するのに12年かかることからも、この数字には「大きなものが動く」という意味合いが込められているように感じます。カフェの12年間で、何か大切なものを少しでも動かすことができていたなら幸いです。そして、次の12年も皆さまとともに歩んでいければと思っています。
記念カフェでは、村井先生に「自分らしく生きるための在宅医療という選択肢 ~病気であっても病人でない~」をテーマにご講演いただきました。講演会のみ参加された方も含め、皆が真剣に耳を傾け、とても充実した時間となりました。
当日は、オンライン・リアル合わせて39名がカフェに参加し、講演会も含めると総勢50名となりました。多くの方々とともに、無事に12周年を迎えられたことに心より感謝申し上げます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


2025年4月27日のカフェの様子です
緑の美しい季節になりました。
4月のカフェはオンライン、リアル合せて32名が参加して行われました。今回も参加者からは貴重な体験談を伺うことができました。
在宅で高齢のお父様を介護されている娘さん,ご本人の強いご希望もあり抗がん剤治療を開始され副作用もあり心配と、相談者自身のお気持ちを聞いてもらうことでお父様のお気持ちを尊重しながら経過を見守っていきますと少しお気持ちが楽になられたご様子でした。
10か月ぶりにお見えになったFさん、引っ越しや新居建設のさなか大腸がんが見つかり手術、腎機能も悪くなり経過観察中、体重も10kg減少、カフェに来たかったとおっしゃっていただきました。
体調がすぐれない中でもお電話をいただいて今回も参加してくださったAさん、ありがたいです。
東日本大震災の被災地浪江町にお子さんの「浪江町どうなっているのかな」の言葉に触発され、移住を決意し、ひとりで移住し地域の方と親交を深められているMさん、本音を話してくださるには信頼関係を気づいていくことが大切、心温まるお話を聞かせていただきました。
それぞれのグループで有意義な時間を過ごしていただけたと思います。

2025年3月23日のカフェの様子です
思いがけない冷たい春の雨に、せっかく咲いた桜も驚いていることと思います。
先日のカフェはオンライン、リアル合せて31名が参加して行われました。
今回も参加者からは貴重な体験談を伺うことができました。
いつもご夫婦で参加してくださる方からは、相手を支えていたつもりが、自分も病気になったら支えられる立場となり「お相子」と仲睦まじい話を披露していただき、会場は温かな空気に包まれました。
医師の参加者からは“治療にはプラス、マイナス両面があるが、自分が納得できる選択をすることが大切で、本人の決断に家族は全力でサポートすれば良い”との説得力のある話をしていただきました。
また、何度もがんを経験された方からは、自宅に戻ってからの自立に対する“やるっきゃない“という覚悟や、”複数のがんの経験は自分への試練“と乗り越えてきたからこその気丈な思いに、大きな勇気をいただきました。
クールダウンでは、粕田先生の奥様から子育てに関する「ちょっといい話」を披露していただき、一同が“ほっこり”と温かな気持ちになり、和やかな雰囲気の中で終了しました。

2025年2月16日のカフェの様子です
しばらくぶりに花壇を覗いたら、いつの間にか土の中から出てきた水仙の芽がすくすくと伸びていました。春も近いですね!
2月のカフェはオンライン、リアル合わせて35名が参加して行われました。今回も各グループから貴重な話を聞くことができました。
91歳で初参加された方からは、生活する上で大切にしているのはやはり人と人との繋がりで、幾つになっても人のために役に立つこと、役割意識を持つことが重要で、社会に貢献できることが人を元気にし、「健康寿命」「貢献寿命」を伸ばすことにつながる、と大変説得力のあるお話がありました。
また、あまり長い先のことを考えて心配するより、少し先の日々の生活の中での楽しみを見つけ、“ウナギが美味しかった” “フクジュソウが咲いた”と喜び、“一番大切なのは生きていること“ ”生きていれば何とかなる“と元気になるコメントもありました。
クールダウンのストレッチでは先日のバレンタインデーに因んで、指、前腕、腕全体を使い様々な大きさのハートマークを作って皆さんへ送り、温かな気持ちになって終了しました。
今月の上川先生推薦の本
「おじいちゃんが教えてくれた 人として大切なこと」マハトマ・ガンジーが孫だけに語った10の生き方レッスン



2025年1月26日のカフェの様子です
日本各地で積雪の被害がある中、関東地方だけが雪から守られているような天気が続いています。春の到来が待たれますね!
1月のカフェは参加者21人と“こじんまり“行われましたが、遠く山口や静岡からリモートで参加された方や、埼玉から電車で来てくださった方もいました。
人数が多くても少なくても毎回沢山の学びがあります。一日に笑う時間は女性の方が男性より長いそうで、これが長生きする理由かもしれないことや、他県から来てくださった方は少し早く出て来てしっかりと観光もされたこと、押し活でひいき球団のキャンプ地まで応援に行く予定の方など、病気を患いながらも生活を楽しむ術についての話がありました。
ペットボトルの包装紙の裏に実は”おみくじ“がついていることが披露された際には「大大吉」の存在に会場が盛り上がりました。また治療が効いて手術できることになった方には、皆さんから温かなエールが送られました。
最後に上川先生からは再年の朝ドラに栃木出身で近代看護の先駆者である「大崎和(おおぜきおちか)」が決まったことを教えていただき、また楽しみが増えたように感じました。
カフェ終了後の勉強会では栄養士でもあるスタッフの内潟さんから「しあわせな食事」と題して話をしていただき、幸せな状態をつくるために必要な食べ物、レシピの紹介がありました。参加者は熱心にメモをとり、活発な質問もあり、早速その夜の食卓にタンパク質豊富なメニューが並んだのではないかと思います。




2024年12月22日のカフェの様子です
いよいよ今年も残すところあとわずかとなりました。
先週のクリスマスカフェはお疲れさまでした。今回はオンライン、リアル併せて38名が参加して行われました。
皆さんからは「もっと深刻な話をしているのかと思ったら、とても明るく病気とは関係のない日常の話を共有していることに驚いた」「思いを発信できる場所、今日行くところがあることに感謝」「自分のために丁寧に生きる」「痛みも病気も治るのを待っていただけでは治らない」等の発言がありました。また手術をされ退院したばかりで参加された方には皆さんから温かい拍手が沸きました。今回のカフェでは相談者さんを担当された看護師さん2名も参加してくださり、ご縁に感謝です。
クリスマス会では相談者さんのお子さんが歌うクリスマスソングにスタッフの応援映像も入った動画が映され、お子さんの可愛い姿に皆癒やされ、絵本朗読の後に「きよしこの夜」を皆で歌いオンラインは終了。その後会場では自称?他称?バリスタが入れてくれた美味しいコーヒーを飲みながら、スタッフと共演者による素敵なピアノ連弾でクリスマス気分が盛り上がる中、恒例のサンタからのプレゼントが配られ、最後はヴァイオリン、フルート、ピアノの伴奏で「いのちの歌」を皆で歌い、命の大切さを思い生きていることに感謝して終了しました。
今年一年、ありがとうございました。
来年が皆さまにとって良い年でありますよう祈っております。
よいお年をお迎えください。




2024年11月17日のカフェの様子です
先日のカフェはオンライン7名、リアル30名が参加して行われました。前回に引き続き選挙の投票日と重なってしまいましたが、多くの方が参加してくださいました。
今回も貴重な発言が沢山ありました。「がんになって細かいことを気にしなくなった」「皆さんの経験を聞いて自分にプラスになった」「がんになったことが栄養になった」と言われた方や、ベテランサバイバーの方からは「通常の些細なことが嬉しく感じる。きつい時があっても疲れたら寝れば良いし、ちゃんと動けているのは医療のおかげ」「ネガテイブをプラスに変えることができる」「いつもニコニコしていれ
ばがんは逃げていく」「支えられる側から支える側へ」等々。がんサバイバーの心の持ち方の大切さを教えていただきました。
クールダウンは久しぶりに大竹さんの絵本。朗読「てぶくろ(ウクライナ民話)」で、森の中でおじいさんが落とした手袋の中で繰り広げられる動物たちのユーモラスなお話でしたが、現在のウクライナの状況からは平和へのメッセージとも感じられるお話でした。
最後に粕田先生からは地域との繋がりの大切さをお話しいただき終了しました。
2024年10月27日のカフェの様子です
秋晴れの気持ちの良い青空の下、冬支度に備えて木々も精一杯陽を浴びているように感じます。
先日のカフェにはオンライン5名、リアル27名が参加して行われました。
今回のカフェではサバイバー、ケアギバーそれぞれの立場から感想が述べられ、「がんとの共存」は医療の進歩に支えられていること、「各々感じ方は違うけれど、根底にある気持ちは皆同じ」、「話ができる場所があることへの感謝」等々。一人で悩みを抱え込まずに社会資源を利用して、よりよい人生を送れるように支援ができればと、スタッフからの意見もありました。
最後に上川先生からは誰にでも備わっている心の修復力(レジリエンス)についてお話があり、がんになって落ち込んだ気持ちを回復するためには心の持ちよう、心のあり方が大切で、「自分には力がある、良くなる」「自分に自信を持つ」「そのためにベストを尽くす」と声に出して自分に言ってみること(セルフトーク、独り言)が大切とのお話がありました。
会の最後は恒例のストレッチで心も身体も軽くなり終了しました。
2024年9月22日のカフェの様子です
秋晴れとはいかなくてもようやく秋の気配を感じられるようになり、窓からの涼しげな風にほっとするこの頃です。
先日のカフェは直前まで降っていた雨も始まるまでにはやみ、オンライン、リアル合せて計34名が参加して開催されました。
今回の対話では“病気を治すのは主治医ではなく自分“であり、”自分の病気は自分で治す” “自分で治さなければ治らない”と力強い意見がでました。
またカフェでは“自分だけではない” “自分の体験が誰かの役に立つ” ことや、これからの高齢社会を健康に生きるための“ちえのわ”(シニアのための知恵でつながる地域の話 おうちえ)の紹介もあり、今後自分なりの病との付き合い方、社会との繋がり方にも参考になる、考えさせられる話が多くでました。
クールダウンではリズムに合わせてストレッチに挑戦し、体と頭をフルに動かして楽しく終了しました。


2024年8月18日のカフェの様子です
夏の終わりの台風上陸で、一過の後は暑さが少し和らいでくれることを願いながら、刻々と変わる空を眺めています。
先日のカフェにはオンライン5名、リアル37名が参加して賑やかに行われました。
カフェが始まる前にはリレー・フォー・ライフで使用する手形フラッグを作成し、各々の思いをフラッグに託しました。
今回は子供連れで参加された方もおられ、家族が病気になるということを子供の立場から考える機会になり、健気に生きている子供たちが幸せであることを皆で願いました。孫の存在が闘病している母親の一番の力になること、入院先はやはり家族が来やすい近さが一番など、家族を主体とした話が多くでました。
最後に上川先生からは情報を扱う一番のポイントは“孫引きしないこと”で、始めに書いてある原著まで戻り、人に話す場合は信頼度の高い情報を、というインターネットやSNSの情報があふれる現代において身が引き締まる話で終了しました。


2024年7月28日のカフェの様子です
毎日暑いですね!ついつい夕立までも期待してしまいますが、大雨にはなりませんようにと勝手すぎるお願いをしているこの頃です。
先日のカフェにはオンライン10名、リアル26名が参加して行われました。
最近は高校生や大学生の見学者もあり、きっかけは夏休みの課題のためでも、若い方がこのような活動に興味を持ってもらえるのは嬉しいことです。病を持たれた方と接することで知り得たことが、少しでも将来に繋がれば幸いです。
今回のカフェでは、前向きな気持ちになるためにしている日々の生活の小さな喜び、病気になることで前向きになることもあることを知った(学生見学者)、前向きな考え方は親から授かったもの等々、皆さんの極意が披露されました。また県外から来られた方は、導かれるようにこの会に参加され、人の出会いは偶然ではないことをあらためて感じました。
最後に粕田先生からはデンマークの教育現場における“ペタゴー”という職業が紹介され、子供たち一人一人の個性を尊重してフォローする専門職を置くことで、デンマークでは不登校が一人もいないとのことで、これは医療の現場にも是非取り入れて欲しいと感じ、終了しました。
会の後には10周年記念誌発刊お祝い+納涼会が行われ、皆さんの笑顔がはじけました!



2024年6月23日のカフェの様子です
ようやく梅雨入りとなりましたが、既に真夏の暑さと隣り合わせの日々、体調管理が大変ですね。
今回はオンライン17名、リアル30名、計47名が参加して行われ、個人面談がオンライン3組、リアル2組、初めて参加される方も計8名と多く、コロナ前にほぼ戻ったように感じます。
家族皆で参加された方やご夫婦、親子での参加もありました。子供の立場で参加された方からは「母がどうしたいか聞き取るのが自分の役目」と話され、またグループでは「自分の病気を年老いた親に伝えるかどうか」といった問題も提起され、病気は自分だけの問題でないことをあらためて感じました。
また度々話題になる患者と医者の考え方の違いや、がん友との関係など日頃感じているポジティブなことだけではなくネガティブなことも共有するのが「場」としてのカフェの姿とも感じました。
最後に上川先生からは“がんが治るか治らないか”、“健康に良いか悪いか”といった「二分法」だけで解決できることばかりではないこと、何事も「苦楽中道」が大切で、良いことがあっても喜びすぎない、舞い上がらない、悪いことがあっても落ち込みすぎない、こだわりすぎない調和の取れた状態が穏やかに暮らすことの秘訣という仏教の教えを話していただき、終了しました。



2024年5月19日のカフェの様子です
五月晴れのなか、紫陽花のつぼみがつき始め、もうすぐ梅雨が近いことを知らせてくれているように感じます。
先日のカフェはオンライン7名、リアル29名、計36名が参加して行われました。今月は体調不良で参加できなかった方も何名かおられ、来月には回復してまたお会いできることを願っています。
中には化学療法中に急に歩けなくなり、参加は難しいとお聞きしていた方が、介護用歩行器を押しながら会場に入って来られる姿もありました。 “新車で来ました”と表現され、介護保険のありがたみを話されていました。どんな逆境でも諦めずにユーモアを持って前に進もうとする姿に一同深く感銘を受けました。
いつも想像を遥かに超える強くしなやかな皆さんの生き方から、大きな学びをいただいています。
クールダウンは久しぶりに大竹さんに絵本を朗読していただきました。「あつかったらぬげばいい」(ヨシタケシンスケ著) こちらもしなやかでクスッと笑えて心が温まるお話でした。


2024年4月28日のカフェの様子です
今年の連休は最高のお天気ですね。きっとお正月から色々と大変だった日本にお天気の神様が微笑んでくださったのでしょう!
先週の11周年記念はお疲れさまでした。計59名とカフェとしては過去最高の参加人数で、多くの方に参加していただき、感謝いたします。
皆の思いの詰まった「10周年記念誌」も無事に発刊することができ、感慨深いものがあります。
今回は県外のカフェからの見学者も沢山参加してくださり、高校生の見学者もあり、カフェどおしの繋がりの大切さや、話すことの大切さ、病気になることによって得られた“気付き”等々、年齢、立場、地域を超えた話し合いがなされました。
恒例の上川先生の講話では聞くだけでなく聞いた話を文字にしてまとめる「聞き書き」の効果についてお話があり、カフェでも取り入れていければと思いました。
活動は12年目となりますが、今後カフェとして何ができるのかを考えながら、皆さまと共に歩んでいけたらと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いします。




2024年3月24日のカフェの様子です
一挙に春がやってきたようです!チューリップも満開になりました。
先週のカフェにはオンライン6名、リアル26名、計32名が参加して行われました。
毎回グループで話す人気ナンバーワンの話題はやはり“健康”についてです。今回も健康に過ごすための知恵や知識を出し合い、食物から取る栄養の大切さや運動、睡眠を十分とることの大切さなど、当たり前のように見えてもなかなかできないことが話題になりました。
また病気になって年金は諦めていたのに受給年齢まで生き抜き、受け取ることができた喜びを話された方もおられました。
ストレッチで体をほぐした後、上川先生からは「ハチドリのひとしずく」という絵本(古くからアンデスに伝わる民話)の紹介がありました。燃えている森に一滴ずつ水を運ぶハチドリに逃げた動物たちから「何になるのだ」と笑われながら、「私にできることをしているだけ」と答えた話を聞き、環境問題をはじめ小さな力でもできることを地道にやっていくことの大切さを教えていただきました。
次回は「11周年記念カフェ」となります。10年間を振り返り「10周年記念誌」を配布する予定です。多くの方の参加をお待ちしています。
なお、とちぎテレビ開局25周年記念特別番組、柳田邦男先生のドキュメンタリー番組「生きる力を見つめて」(4月6日、13日、20:00~20:55)で先月取材を受けたカフェの様子がでますので、宜しかったらご覧になってください。




2024年3月24日のカフェの様子です
一挙に春がやってきたようです!チューリップも満開になりました。
先週のカフェにはオンライン6名、リアル26名、計32名が参加して行われました。
毎回グループで話す人気ナンバーワンの話題はやはり“健康”についてです。今回も健康に過ごすための知恵や知識を出し合い、食物から取る栄養の大切さや運動、睡眠を十分とることの大切さなど、当たり前のように見えてもなかなかできないことが話題になりました。
また病気になって年金は諦めていたのに受給年齢まで生き抜き、受け取ることができた喜びを話された方もおられました。
ストレッチで体をほぐした後、上川先生からは「ハチドリのひとしずく」という絵本(古くからアンデスに伝わる民話)の紹介がありました。燃えている森に一滴ずつ水を運ぶハチドリに逃げた動物たちから「何になるのだ」と笑われながら、「私にできることをしているだけ」と答えた話を聞き、環境問題をはじめ小さな力でもできることを地道にやっていくことの大切さを教えていただきました。
次回は「11周年記念カフェ」となります。10年間を振り返り「10周年記念誌」を配布する予定です。多くの方の参加をお待ちしています。
なお、とちぎテレビ開局25周年記念特別番組、柳田邦男先生のドキュメンタリー番組「生きる力を見つめて」(4月6日、13日、20:00~20:55)で先月取材を受けたカフェの様子がでますので、宜しかったらご覧になってください。




2024年2月25日のカフェの様子です
昨日は風と一緒に春も飛んできそうな一日でした!
今月のカフェはオンライン3名、会場33名が参加して行われました。
今回も各々のグループで活発なトークが行われ、いつも健康に気をつけながら楽しみ方が上手な方からは「手のひらを太陽に向けて散歩すると元気になる、しかも“只“」と、とっておきの健康法を教えていただきました。
がんを宣告されて間もない方からは、がんに対する恐れとがんになって光るもの(輝き)が交差しながらも「がんになってから自分がどんな人になりたいのか気づいた」と、早くも前を向かれている心境を話していただきました。
また長期間抗がん剤で治療されている方からは、痛みを薬で止めている間は楽しく生きると、新しくジャズボーカルを始めたことを話していただき、会場からは拍手が起こりました。
毎回カフェでの学びは大きいです!
最後にN先生から、89歳で開業され91歳でいまなお現役の女医 藤井英子さんが書いた「ほどよく忘れて生きていく」が紹介され、さらに元気をいただきました。


2024年1月28日のカフェの様子です
暖かな週末、この優しい日差しが被災地にも届くことを祈っています。
先週のカフェはオンライン、リアル併せて34名が参加して行われました。
今回は金沢からもオンラインで参加してくださり、元気そうな姿に安堵するとともに、まだインフラが整わない現状を聞き、参加者一同、一日も早く復興が進むことを願いました。
各グループからは被災地の支援に臨床宗教師も活動していること、東日本の震災経験から、“トイレがない場合に各自で始末する際の匂わないようにする秘訣“についても話がありました。また“何とかなる”と思う気持ちが大切なことや、スタッフと話すことでパワーを貰ったと話された方もおられました。
最後に上川先生から日本には季節を72に分ける「七十二候」があり、5日ごとに生き物や気候の変化を知ることで、旬の食材を味わいながら人間が体感できる自然な季節感、移り変わりを感じることができるとのためになるお話で終了しました。
色々あった年明けですが、今年一年皆さまが健康で、無事にカフェが開催できることを願っています。
今年もよろしくお願いいたします。


2023年12月10日のカフェの様子です
今年もあとわずかになりました。
先日のカフェはオンライン、リアル併せて39名が参加して行われました。
今回のカフェでは「語ること、書くことが生きなおす力になる(柳田邦男先生の講演)」より、“語ることのもたらすもの” “語ることの意味”を始まりとして、各グループでは今年最後の熱い語りが繰り広げられました。
今回は海外からの参加者や懐かしい”カフェOB“も参加して、まさに距離や時間を超えての豊かな対話となりました。
カフェの後、ひと足早く行われたクリスマス会ではサンタクロースも沢山登場し、賑やかで楽しいひとときを過ごしました。
今年一年ありがとうございました。そしてお疲れ様でした。
少し早いですが、健康に留意され、よいお年をお迎えください。
来年もどうぞよろしくお願いします。



2023年11月26日のカフェの様子です
11月26日のカフェにはオンライン8名、リアル27名が参加してハイブリッドで行われました。
今回は「話すことで自分を解放する」というテーマからスタートし、「話す場所があることに感謝」「話すこと、書くことで前向きになれる」「話すことで心が救われる」「カフェと繋がれたことはキャンサー・ギフト」等々の発言がありました。
一方で自分を解放するのが難しい方には「話したいことがあれば話して」と寄り添うことの大切さが必要とのご意見もありました。
また社会との繋がりを持ちたいと新たな仕事を始めた方の話も披露され、病を持ちながらも前向きに生きている姿に感激しました。
クールダウンは恒例のストレッチをオンライン参加者も含めて行い、体を解して終了しました。


2023年10月15日のカフェの様子です
爽やかな秋晴れの朝となりました!街路樹も色づきはじめ、朝晩はヒーターのお世話になり、さすがにもう秋ですね。
先週のハイブリッドカフェにはオンライン2名(スタッフ4名)、リアル10名(スタッフ16名)、計32名が参加して行われ、2名の初参加の方には各々個人面談で対応させていただきました。
共有の時間では「カフェのスタッフ対応が “自己主張しない、強制しないで包容してくれる」「がんになって幸せになった;出会いの大切さ、がんも忘れて働く幸せ」「がん患者同士なので安心」「幸せな人生を全うするためには ”ありがとう・お陰さま・お互いさま・何とかなる“と思う気持ちが大切」と大変ありがたい言葉が参加者、スタッフから披露されました。
クールダウンでは10月6日に亡くなられた岩瀬良範先生が好きだった「いのちの歌(竹内まりや)」を皆で歌い、天国に届くことを祈り哀悼しました。


2023年8月27日のカフェの様子です
日中はまだまだ暑いですが、早朝はいくらか涼しくなってきたようです。
先日のカフェはオンライン7名、リアル16名、スタッフ20名、計43名が参加してハイブリッドで行われました。個人面談も各々2組あり、8名(5組)が初参加の方でした。
以前にボランティアとして参加してくださった方が今回はご家族として個人面談で参加され、カフェが安心と安全を与える場所であることがわかったと話してくださり、スタッフも元気をいただきました。
またグループでは体調が優れない理由がストレスから来ているのではと指摘されて、最近のもやもやが解消したと話された方もい
ました。カフェが皆さんの心の健康を取り戻すきっかけの場となることを願ってやみません。
上川先生からは「“幸せの貯金箱”を作り自分を幸せにしてくれる音楽や本、映画、手紙などを入れておくと、不思議なことに年を取るごとに利息が高くなっている」との幸せなお話で終了しました。
来月のカフェは今週、9月2日(土)12時~、リレー・フォー・ライフの中で行います。暑い最中ですが、皆さんのご参加をお待ちしています。


2023年7月23日のカフェの様子です
こんにちは。台風の影響なのか一瞬のそよ風が涼しげに感じます!
先週のカフェはオンライン6名、リアル11名、スタッフ計18名が参加してハイブリッドで開催されました。
久しぶりにオンラインも沢山参加していただき、リアルでは個人面談も4組あり、以前の形に戻りつつあるようです。
今回はオンラインでご家族が同じ病のケアギバー同士を繋いだり、リアルでは親子で参加された方が2組もいらして、親の思い、子からの思い、家族の思いを強く感じる会でした。
クールダウンでは来月2, 3日に開催されるリレー・フォー・ライフの手形フラップを作製し、皆さんの力強いメッセージに励まされました。
午後は場所を移し、スタッフの皆さんと1年越しの「がん哲学外来市民学会 栃木大会」や「10周年記念」の打ち上げをしました。



2023年6月18日のカフェの様子です
先週のカフェは計32名が参加してハイブリッドで行われました。
今回はサバイバーの奥様のことで樋野先生に会うために10周年記念に参加され、ご自分もボランティアができたらと早速来てくださった方、事故に合われた方の話から、偶然とは言えアクシデントに直面した時にどう対応するか話し合ったグループ、仲間とゴルフを通してコミュニケーションを取ることが楽しく健康にも良いと話された方、最近の医者がコンピュータの画面ばかり見ていて聴診をしないと嘆かれていた方は、医者が聴診をすることは人の話を聴き、話をすることに繋がるのではないかと医療の基本とも言える大切なことを語ってくださいました。
最後に村井先生からは「病気を診るだけではなく人には生活があり心があり、現行の医療制度では解決できないことをカフェや地域で関わりながら活動していくことが必要」との包括的な話で終了しました。
昼食を挟んでミーティング、総会が行われました。

2023年5月21日のカフェの様子です
5月のカフェはオンライン10名、リアル22名が参加して行われました。
オンラインでは女子トークで盛り上がったグループや、久しぶりにオンラインでの個人面談もありました。
リアルではカフェに来るのが楽しい、カフェは居心地が良いと感じるのは、がんの経験があってこそとの発言や、「落ち葉が裏を上にして落ちるのは早く朽ちて木の栄養となり役立つため(落ち葉の後ろは穴が沢山あいていて水を吸収しやすい)」自然界の摂理を哲学的に語ってくださった方もおられました。
上川先生からは“トンネルの中にある”時は自分と違う考えの方と話すのが良い“とのアドバイスをいただき、周りを見て自分を見る俯瞰的な二つの目の大切さを話していただきました。
カフェはやはりいつも学びの場です。

2023年5月21日のカフェの様子です
5月のカフェはオンライン10名、リアル22名が参加して行われました。
オンラインでは女子トークで盛り上がったグループや、久しぶりにオンラインでの個人面談もありました。
リアルではカフェに来るのが楽しい、カフェは居心地が良いと感じるのは、がんの経験があってこそとの発言や、「落ち葉が裏を上にして落ちるのは早く朽ちて木の栄養となり役立つため(落ち葉の後ろは穴が沢山あいていて水を吸収しやすい)」自然界の摂理を哲学的に語ってくださった方もおられました。
上川先生からは“トンネルの中にある”時は自分と違う考えの方と話すのが良い“とのアドバイスをいただき、周りを見て自分を見る俯瞰的な二つの目の大切さを話していただきました。
カフェはやはりいつも学びの場です。

2023年4月30日の10周年記念講演の様子です
参加者は現地54名、オンライン40名、スタッフ23名、講師他6名、計124名でした。
祝福亭福助さんの落語に始まり、樋野先生、大橋先生のご講演まで、終始笑いの絶えない温かな想いに包まれた10周年記念に相応しい会となりました。講師の先生方、そして皆さまのホスピタリティのお陰と感謝いたします。
福助さんの落語からは本格的な古典落語を通して笑いのプレゼントをいただき、大橋先生にはがん経験者だからこそ言える本音を笑いを混えてお話いただきました。生きられた日にちをプラスしていく「足し算命でがんを生きる」はサバイバーの皆さんに大きな勇気を与えてくださいました。樋野先生には10年間変わらず温かく見守っていただき、感謝しかありません。
10年間、参加者の皆さん其々の思いがカフェを続ける原動力でした。今後も思いを汲み取れる場所でありたいと思っています。
活動は11年目となりますが、今後ともよろしくお願いいたします。




2023年3月19日のカフェの様子です
あっという間に桜が満開となり、残念ながら週末は花冷えの雨とな
先週のハイブリッドカフェはオンライン5名、リアル29名、計3
オンライン、会場からは今回も色々な経験や考え方が
自分の変化を俯瞰的に見られていること、今まで気づいていなかっ

2023年2月26日のカフェの様子です
日中の暖かな日差しはもうすっかり春ですね!
先日のカフェにはオンライン、リアル、各々初参加の方も含め計39名が参加して行われました。
親子で参加された方からは自立性を大切にしながら協力し合う理想的な関係が披露され、また当カフェのハイブリッドのやり方を褒めていただくありがたいお言葉もいただきました。
会場からは先端治療を受け再発病巣が消えた方の話や、放射線治療を受ける傍らアルコール療法も併用されている?方のお話、ロックバンドの音楽に生きる勇気をもらっている方、ドラムを叩くことで自身のがんも叩きのめしていると話された方、日々の生活を丁寧に生きる大切さ等々、色々な経験が話されました。
皆さんのお話からは「死ぬまでちゃんと生きることががんを克服したことになるのではないか」とする立花隆さんががんとの共存の中で最後に出された結論とも繋がっていると感じました。

2023年1月22日のカフェの様子です
まだまだ寒い毎日ですがもうすぐ立春、春まであともう少しですね!
先日のハイブリッドカフェはオンライン5名、リアル27名、計32名が参加して行われました。
今回は年の初めということで”夢”について語ってみました。夢を口に出してみることでそれをキャッチした人から人へと繋がり、もしかしたら実現できるかもしれないことや、夢を持つことの大切さ・夢の実現に向けて頑張る大切さ等々。ドラムの演奏会を開くのが夢と語ってくださった方には会場から大きな拍手がわきました。
また居間からでも病室からでも参加できるオンラインの良さについての発言もあり、今後も現地参加が難しい方や遠方の方を交えてハイブリッド形式を続けていきたいと思っています。
今年は4月にカフェ開設10周年を迎え、記念講演会もハイブリッドで行う予定です。

2022年12月18日のカフェの様子です
週末は日本各地でホワイトクリスマスとなりましたが、関東地方はお天気に恵まれ、年末年始も晴れマーク。初日の出も期待できそうです!
先週のカフェは午前中は通常のメディカルカフェ、午後からは3年ぶりに現地でクリスマス会を行い、楽しいひと時を過ごしました。
通常のカフェは計30名が参加していつも通りハイブリッドで行われ、各グループでは各自が直面している問題について話し合われ、「まず受容することから始まる」「必死で生きる」「歩くこと・歌うこと」が健康維持に繋がる、「感謝する気持ちが幸せにする」など今年最後の対話に相応しいまとめが披露されました。
クリスマス会ではサンタが沢山登場して、ランチと音楽のプレゼントの後、サンタからプレゼント(実は各自持参です!)が配られ、皆さんの笑顔で終了しました。
今年一年、カフェに参加・ご協力いただきありがとうございました。また7月の学会を無事に開催できたことは、カフェにとって大きな成長になりました。あらためて感謝いたします。
来年もどうぞよろしくお願いします。
新しい年が皆さまにとって最良となりますように!
良いお年をお迎えください。
2022年11月27日のカフェの様子です
師走になり一挙に冬がやってきました。日が傾くのが早く、昼間の太陽が愛おしく感じます!
先週のハイブリッドカフェには計32名が参加して行われました。
オンラインは今回も福岡、石川、千葉と遠方からも参加していただき2グループで対話が行われ、オンラインでの出会いやZoomを利用して海外での貴重な研修を行った方の話が披露されました。
リアルは3グループで行われ、調子が悪い時に相談する場所は?(答えはかかりつけ医)、セカンドオピニオンに対するためらい、医師とコミュニケーションが取りづらい場合は認定看護師に相談するのが良い等々、医療に対する悩みが打ち明けられ、グループでの対話を元に其々の方向性を見つけられたことを話していただきました。
クールダウンではお馴染みのストレッチで体と頭を柔らかくほぐして終了となりました。
12月は3年ぶりに現地でのクリスマスカフェを開催します。皆さんの参加をお待ちしています。



2022年10月30日のカフェの様子です
秋晴れの気持ちの良い朝です!紅葉を見ながらの散歩にも最適な季節ですね。
先週のカフェには計29名が参加してハイブリッドで行われました。今回は自らががんを経験し、がん患者さんに役に立つ情報誌を作られた方や、ご家族をがんで亡くされグリーフケアの会を立ち上げた方、そしてスタッフなる決意を固められた方など、自分の経験を一人称で終わらせずに活動を始められた方々が参加してくださいました。当時は辛かったことでもそこから人の役に立つ行動に踏み出された勇気と行動力に感激しました。
上川先生からは高齢化率40%の高知県梼原町の「すこやかに住まう すこやかに生きる ゆすはら健康長寿の里づくりプロジェクト」の紹介があり、健康でいられる住まい方は「部屋の温度が常に18度以上であること、それを支える生活空間、コミュニティも健康であること」との有意義なお話で終了しました。


2022年9月17日リレーフォーライフ会場でのカフェの様子です
先日のリレーフォーライフはお疲れ様でした。
今回は果たしてサバイバーさんがどれだけ参加してくださるか心配でしたが、サバイバーズフラッグの手形を数えたら75個、予想をはるかに超えて沢山のサバイバーさんが心待ちにしてくださっていたことを嬉しく思います。
がんカフェも大盛況でした!皆さんのお陰と感謝します。岡倉ゆかりさんがピアノ演奏をして下さいました。
カフェに参加された方には1人でRFLに申し込まれた方、今までは誰とも話さず毎回サバイバーズラップに1人で参加されていた方もおられ、RFLでのがんカフェの役割を再認識しました。
サバイバーズトークでは毎回新たな学びを与えていただき、感動のひと時でした。出演された皆さま、ありがとうございました。
来年もまた一人でも多くのサバイバーさんに参加していただけるよう、新たな出会いを楽しみにしています。




2022年8月28日のカフェの様子です
蝉の声も忘れた頃に聞こえるだけになり、夏も終わりに近づいたようです。
先週のカフェは感染状況を踏まえてオンライン開催となり、22名が参加して行われました。初めて参加する方を含め今回もいつものように県外からも参加していただき、メディカルカフェの全国的な広がりを実感しました。
各グループでは誰かを思いやる気持ちが自分の支えにもなることや、人生を分水嶺に例え、様々な生き方がある中で「今を生きるためにはがんになったことをくよくよしても仕方がない」と潔い考え方も披露されました。
7月に亡くなられた小山靖夫先生について、ご自身で開催されていた「こやま文庫・カフェ(栃木県立がんセンター)」に行けばいつもいて下さりありがたかったことが相談者から話されました。小山先生の「患者が第一」の理念はいただいた沢山の贈り物と共にこれからも一人一人の心の中で生き続けていくことと思います。
最後に岩瀬先生から「バタフライ効果」の話があり、一人の異端的行動の及ぼす影響という点からは医者に言われるままの医療に警笛を鳴らした近藤誠先生は医学会においては一つの「バタフライ効果」だったのではないかとの話で終了しました。
次回9月17日はリレー・フォー・ライフでのがんカフェ開催になります。皆さんのご参加をお待ちしています。
2022年7月24日のカフェの様子です
先日のカフェはコロナ再拡大の影響で、欠席やオンラインへの変更があり、結局リアル14名、オンライン15名が参加して行われました。
学会後初めてのカフェということもあり「参加して心が豊かになった」「少し先をみて生きる」「今をしっかり生きることが天国の両親への贈り物」など学会の話題も多く聞かれる一方で、学会のテーマ「人の心に贈り物を残していく」は亡くなる人の義務でもあり、「人生の感謝状」を一人一人に書き残してはどうかと
いう提案もいただきました。
またカフェ開設間もない頃から参加してくださっている方からは、学会は10年間のカフェの成長を表していると有難い言葉をいただきました。
カフェの節目とも言える10年目に第10回がん哲学外来市民学会を開催できたことに感謝し、また参加してくださった方々にあらためて御礼いたします。

2022年6月19日のカフェの様子です
今年の梅雨は空梅雨なのか栃木名物の雷も暫くご無沙汰ですが、2週間後の学会の頃には暑さもおさまり梅雨に戻るのか、このまま梅雨が明けるのか、久しぶりに神様に聞いてみたくなりました!
先週のカフェには計34名(オンライン11名、リアル23名)が参加されました。相変わらずのリアル人気で、世の中も徐々に元に戻ってきているように感じています。
今回はオンラインでの個人面談もあり、リアルは4グループに分かれて活発な対話がなされました。
各グループでは自分を幸せにしてくれるものとして
・綺麗な着物を飾って眺める
・自分を元気にしてくれる手紙や写真を入れた「心の救急箱」を作っておく
・カフェの帰りにおみくじを引いて家に帰ってから開ける
等々、皆さんの心の調節能力の素晴らしさを感じる話が披露されました。
恒例のスタッフによるストレッチで体をほぐし、身も心も軽くなり会を終了しました。


2022年5月22日のカフェの様子です
前回のカフェはオンライン10名、リアル20名、計30名が参加して行われました。今回もリアル人気が続いています。
参加者中最高齢、93歳の方は今も家族の食事を作っている現役主婦。自分が食べたいものを作って食べることが健康にも良いと話されましたが、役割意識が元気の源であるのが感じられるお話でした。
また遺伝性腫瘍の遺伝子異常がわかり予防的な手術の経験を話された方や、オンライン参加者の中には車中、コンビニと移動しながら参加してくださった方もいらして、オンライン参加の多様性を感じました。
今回も学会で流すプロモーションビデオ作製のため「365日の紙飛行機」を歌って終了しました。

2022年4月24日のカフェの様子です
ゴールデンウィーク真っ最中ですが、今日は午後から雨、5月とは思えない寒い一日でした。爽やかな五月晴れが待ち遠しいですね!
先週のカフェは昨年11月以来のハイブリッド開催で、オンラインは16名、リアルは20名が参加して行われました。
リアル参加の皆さんには再びお待たせしてしまいましたが、“待ってました” とばかりに参加していただき、リアル人気を実感しました。
2年ぶりにカフェに参加するために朝6時から仕事をして来られた方や、93歳でお一人で参加してくださった方、“がんを叩きつける”ために始めたドラムが今では楽しみになっていると動画を披露してくださった方、オンラインでもリアルでも二刀流で参加してくださる方、皆さんが輝いて見えました。
最後は毎回準備していても今まで実現しなかった「365日の紙飛行機」を皆で歌い、和やかに終了しました。


2022年3月20日のカフェの様子です
昨日は季節が逆戻りしたような寒さで今朝も霜柱が立っていましたが、日一日と陽ざしも柔らかくなり、桜の開花も間もなくですね!
先日のオンラインカフェには計24名が参加して行われました。
今回は最後に参加されたのが2年以上前の方もおられ、選択肢の一つとしてカフェを思い出してくださったことを嬉しく思います。
不安定な世界情勢や数日前の地震の不安も冷めやらぬ中、命の重みについてなど哲学・宗教的なテーマや、憂鬱な中で楽しいことを探して幸せを感じることを話題としたグループもあり、各々充実した時間を過ごしました。
2022年2月27日のカフェの様子です
今日も春一番の続きでしょうか?もう春がそこまで来ていますね!
先週のカフェには計22名が参加して行われました。今回は奈良で新しくカフェを作る方も参加され、オンラインでもリアルでもカフェが拡がっていくことを嬉しく思います。
今回のカフェでは充実した療養生活を送るためには行われる診療に対し理解・納得することが重要で、患者自身も正確な情報を元に勉強も必要なこと、主治医との良好な関係を築くにはやはり「患者力」が重要な要素であることをTさんの話より学ばせていただきました。
また講演会に参加したスタッフからは「自分らしさ、自分の心の叫びがわからないと、人の心の支えになるわけはない」とのシェアより、まずは自分を見つめることの大切さを感じました。
最後には相田みつおさんの「麗老;麗しく老いる」という言葉も披露され、学びの多い2時間でした。
2022年1月23日のカフェの様子です
今年初めてのカフェはハイブリッドで開催する予定でしたが感染状況を鑑み急遽オンラインに変更して行われ、計23名が参加しました。
久しぶりに個人面談もあり、また入院先のデイルームから参加して下さった方もおられ、オンラインならではの要請に答えることができました。
各グループでは「2分法で決められることは少ない」「自分なりの知恵を持って臨む」「自分らしく生きられる場所や第三者へ相談する場所の必要性」「誰かのことを思う重要性」等々、今回も熱い対話がなされました。
最後は“大きな栗の木の下で“を歌いながら恒例のストレッチで体をほぐして終了しました。
次回2月27日のカフェもオンライン開催の予定ですので、よろしくお願いします。
皆さまもくれぐれも気を付けてお過ごしください。
2021年12月18日のカフェの様子です
今年も残りわずかになりました。12月のクリスマスカフェはオンラインで行われ、計28名が参加しました。
今年最後のカフェでは北海道から九州まで各地の参加者と繋がることができる “ご縁に感謝“し、各グループごとに内容の濃い対話が繰り広げられました。
クリスマスタイムでは各自クリスマスを感じさせる衣装や小物を身に着け、ストレッチで頭と身体をほぐした後、今回で実習が最後となる東北大学大学院臨床宗教実践講座の皆さんによるクリスマスサプライズアトラクションで大いに盛り上がり、楽しい一時を過ごしました。実習生が臨床宗教師として活躍され、病む方の心の支えとなることを期待しています。
恒例のEサンタも忙しい中、茨城から参加していただきました。
今年一年、ありがとうございました。
来年が良い年となりますよう願っております。良いお年をお迎えください。


2021年11月28日のカフェの様子です
晩秋のつもりで書き始めたら、どっぶりと師走になってしまいました!今年の冬は暖かいですね!
先月のカフェは宇都宮市総合福祉センターに会場を移し、1年ぶりにハイブリッドで開催されました。
リアルカフェ18名、オンラインカフェ20名、計38名の方が参加され、リアルカフェでは久しぶりにお会いした皆さんの笑顔が輝いて見えました。
グループトークではオンライン、リアルとも各々思いの丈を話し合い、満ち足りた時間を過ごすことができました。
「心の鍵を開くマスターキー」「気持ちを吐き出すことの重要性」「医者に言えないことをコメディカルの方に聞いてもらう⇒相談する場が必要」など気持ちを話せる、聞いてもらう場としてのカフェの原点をあらためて感じました。
またリアルカフェでは新しく始めたこととしてドラムに挑戦された方の話に盛り上がり、また長年介護に従事されたSさんが勲章を受章されたことなど、最期は楽しかったと思える人生を送るために必要なエッセンスが盛り込まれたトークでした。
会場の関係で開催時間はいつもより15分短縮でしたが、無事に時間通りに終了することが出来ました。


2021年10月24日のカフェの様子です
相談者2名から始まった初回から8年半が経ち、今回も相談者はお二人でしたが、見学者、スタッフ計25名で、無事に100回記念カフェを開催できました。継続できたのは来てくださった方々とスタッフの熱意のおかげと感謝します。
また次回からは初心に戻り、来てくださる方の心に寄り添いながら、その人らしく生きるお手伝いを皆さんと共にしていきたいと思っています。
ミーティング後のスタッフ勉強会ではN先生に「フレイル」についてお話しいただき、やはり身体と精神が密接に関わっていること、予防には運動・栄養・社会参加が重要なこと、また効果的な栄養の取り方(高たんぱく食品)なども教示していただき、大変勉強になりました。今後カフェの中でも是非紹介して頂ければと思います。
来月は久しぶりにハイブリッドカフェ開催になります。会場は9階で眺めは最高、換気も十分できます。皆さんのご参加を心よりお待ちしております。
2021年9月18日のカフェの様子です
9月のカフェは特別企画で、リレー・フォー・ライフ・ジャパンとちぎ(RFLJとちぎ)にてカフェの様子を流して頂くための撮影を行いました。
皆さまに最高のコメントをしていただき、オンライン版RFLJとちぎにて素晴らしい動画が配信されました。
スタッフによるストレッチもリラックスした楽しそうな雰囲気が伝わり良かったです。参加してくださった皆さま、ありがとうございました。
コロナ禍でがん患者さんが閉塞状態にある中、”オンラインカフェで皆さんの話が聞けて良かった”との声も届いています。
動画はHP(トップページ)にアップされています。「抗がん剤⇒幸願剤」「経験は宝」「発信することの大切さ」等々、名言が詰まった動画を是非ご覧になってください。
サバイバーズトークでは流石の発言をしてくださったスタッフのHさん、Kさん、ありがとうございました。ご協力に感謝します。
来月は “カフェ開催100回”です。記念すべきカフェ、多くの皆さまの参加をお待ちしています。

2021年8月22日のカフェの様子です
8月のオンラインカフェには北海道から九州まで全国津々浦々から計26名が参加されました。 各々のグループでは「度重なる再発にも、その都度主治医が『大丈夫だよ』と言ってくれ、今までやってこれた」と言われた方の話にあらためて医師との信頼関係の大切さを感じました。
また “感謝の気持ちの大切さ” “人と人が繋がることの大切さ” “コロナ禍ではオンラインでの人と人との繋がりが支えとなる” “その人を尊重し認めることが寄り添うこと” “仕事や立場を超えこのカフェのような安心して話せる第3の場が必要” 等々。いずれも大切なことは何かを考えさせられる貴重な時間でした。
クールダウンはN先生に「フレイル」の概論を話していただき、食事・運動・社会参加が鍵を握ることを教わり、カフェに参加することが予防に役立てばと思いました。
2021年7月25日のカフェの様子です
7月25日のカフェは総勢25名が参加して行われました。今回も臨床宗教師を目指す大学院生が各グループに入り、「人は何を支えに生きるか」「レジリエンス」「寄り添うことの難しさ」「生きている人のための宗教」など、暑さに負けず熱い対話が交わされました。
クールダウンは好評につきI先生に新型コロナウィルス・ワクチンについて話をしていただき終了しました。
2021年6月27日のカフェの様子です
連日の雨で「待ってました」とばかりに紫陽花が咲き誇っているように感じます。
6月のカフェは22人が参加して行われました(初参加5人)。今回は東北大学大学院で臨床宗教師を目指す実習生3人が参加され、各グループでは自ずと宗教的なことが話題になりました。「南無阿弥陀仏」を英語にすると“Call my name”という意味であることなど、普段あまり話すことのないテーマでのトークから学びがありました。
クールダウンでは外に出る機会が減り固まりがちな体をストレッチで解し、身も心も柔らかくなって終了しました。
2021年5月23日のカフェの様子です
5月23日のカフェは8周年記念の後ということでちょっと中休み、参加者19人とアットホームな雰囲気で行われました。
今回は命の大切さをテーマにした映画「いのちの停車場」が話題になり、撮影が行われた栃木で在宅医療をされている先生方がエキストラで出演されていることや、金沢の犀川として出てくるの
は実は栃木市の巴波川(うずまがわ)で撮影されていること、在宅医療を行う医師役で出演されている吉永小百合さんが本当に若くて綺麗だったこと等々。既に試写会で観てこられた方の感想を交えて盛り上がりました。
最後は新型コロナウィルス感染、ワクチンについて岩瀬先生によるレクチャーがあり、格調高く終了しました。
2021年4月25日のカフェの様子です
4月のオンラインカフェ、8周年記念講演会が無事致しました。
オンラインで開催した記念講演会は、お陰さまで50名近くの方に参加していただき、大変充実した素晴らしい講演会になりました。
林良彦先生のご講演は、緩和ケアの患者さんお二人の貴重なエピソードを通して、人は役割を与えられると輝き、生きがいや本当に好きなことを全うして生ききることが幸せな最期を迎えることにつながることを学び、今後の人生を考える機会となりました。
ハイブリッドカフェの再開時には、林先生に再度カフェに参加していただき、オンラインで参加されなかった方達にも先生のお話を伝えることができればと思っています。
午前の部のオンラインカフェは参加者が計23名で、各々のグループで其々のテーマで対話の時間を過ごし、午後の講演会に少し余力を残して終了しました。
カフェを開設して8年、当時とは場所も形式も変化していますが、今後も皆さんと共にカフェに来てくださる方がその人らしく生きるためのお手伝いをしていきたいと思っています。
今後ともよろしくお願いします。


2021年3月28日のカフェの様子です
3月のオンラインカフェには計27名が参加し、和やかに行われました。今回は初参加の方も2名おられ、オンラインカフェが浸透してきたと感じました。
同じがんカフェでも小児がんのカフェを計画されている方のお話や医師が患者さんから聞きにくいことを聞き出す方法、また来月ご講演いただく大分の林良彦先生(フリーランス緩和ケア医)も参加していただき、グループごとに色々な話の花が咲きました。
今回の”電話で繋ごう”企画にはスタッフのKさんに登場していただき、Kさんの元気な声を聞くことができました。
2021年2月28日のカフェの様子です
春の陽射しに誘われて思わず外に出たくなりますが、外界はコロナと花粉、やや複雑ですね。
2月28日のカフェには27名が参加され、今回もオンラインで開催しました。各グループではホットで楽しい話題から深い話題まで各々有意義な時間を過ごしました。
また今回はお馴染みの常連さんお二人を電話で繋いで参加していただき、懐かしい声を聞くことができました。今後もこの企画は続けていきたいと思っています。
4月25日は8周年記念イベントを開催します。どうぞお楽しみに。
2021年1月24日のカフェの様子です
今年初めてのカフェは計24人が参加してオンラインで行われ、個人面談、グループに分かれて各々活発な対話となり、充実した一時を過ごすことができました。
自粛期間中ですが、皆さん其々工夫して生活されていて、できなくなったこともあるけれど「小さな幸せを感じながら生活している」という言葉に”人生の達人”を感じました。
クールダウンではスタッフによるストレッチの時間を持ちました。日々の生活の中でもストレッチを忘れないようにしたいですね。


2020年12月20日のカフェの様子です
今年も残りわずかとなりました。今年は新型コロナウィルス感染の影響で5月からオンラインカフェへと移行し、クリスマスカフェも今年を象徴するようにオンラインで行われました。
クリスマスタイムでは恒例の江波戸サンタも茨城から参加してくださり、参加者も各自小物を身に着けたり、縫いぐるみも登場して楽しんでいただき、クリスマス気分満載のカフェとなりました。
今回はいつも参加してくださる常連さんや手術後退院されて間もない方も参加され、今までZOOMを使うことなど考えてもみなかったけれどメディカルカフェで使うようになり、これもキャンサーギフトかもしれないと話されていた言葉が印象に残りました。こうしてオンラインで繋がれること自体がギフトなのではないかと感謝しています。
今年一年、ありがとうございました。新しい年が良い年であることを祈っております。来年もよろしくお願いします。
良いお年をお迎えください。

2020年11月29日オンラインカフェの様子です
各グループでは手の洗い方から免疫力を上げる食べ物、宗教と免疫力の関係など多岐にわたり活発な対話がなされました。
クールダウンでは朝ドラで話題になった「栄冠は君に輝く」を皆で歌い、晴れやかな気分で終了しました。
2020年10月25日のハイブリッドカフェの様子です
大分寒くなってきましたが、木々の葉が色付き始め空気も澄んで気持ちの良い季節となりました。
10月のハイブリッドカフェにはオンラインが20名、リアルカフェには13名が参加し(参加者17名、スタッフ16名)行われました。
今回も個人面談、グループ対話をいつもどおり行うことができ感謝です。無事に手術を終え感謝の気持ちを伝えに参加してくださった方のお元気そうな姿を拝見して安堵し、また個人面談はオンライン、リアル其々の特徴にあった対応ができたのではないかと思っています。
クールダウンには皆で赤とんぼを歌い秋の気分に浸りました。

2020年9月27日のカフェの様子です
窓からの風が幾分肌寒く感じるようになりましたね。
9月のハイブリッドカフェはリアル14名、オンライン18名、計32名が参加されました。
今回は大きなスクリーンにZOOMの様子を映し、会場にいる人もオンラインの参加者もお互いにはっきりとお顔を見る事が出来ました。
今回のカフェでは再開後久しぶりに参加された方が雄弁に話す姿に、自粛期間で話したいことが機を熟したように発露されたようにも感じました。
クールダウンではスタッフによる脳トレを兼ねた楽しいストレッチの時間があり、なかなか上手くできないことに皆さん楽しんでいるようでした。

2020年8月23日のカフェの様子です
2回目のハイブリッドカフェとなった8月はオンラインカフェが26人、リアルカフェは11人、計37人が参加しました。
今回はリアルカフェでも個人面談を行うことができ、数ヶ月お待たせしてしまいましたが「こんなことが気軽に話せるなんて」との感想をいただき、まさに”お茶を飲みながら気軽に相談でき話せるカフェ”を言い当てた言葉でした。
オンラインは今回も九州、東京、埼玉と他県からも参加していただき、2組の個人面談を合わせて7グループで思い思いの対話が繰り広げられました。
クールダウンは少しでも涼しくなるようにと”夏の思い出”を歌い、尾瀬からの涼風を想像しながら終了しました。

2020年7月26日のカフェの様子です
7月のカフェは27名が参加されました。内訳は相談者7名(リアルカフェ2名、オンラインカフェ5名、見学、2名、スタッフ18名でした。
今回は初めてのハイブリッドカフェ(リアルカフェとオンラインの同時進行)に挑戦いたしました。雨模様の天気も帰るときには晴れていました!
リアルカフェの方はまだまだ改善点がありますが、オンラインカフェは大分慣れてきたように感じます。ハイブリッドカフェは試験的ということでリアルカフェにはオンライン参加が難しいお二人にのみ来ていただきましたが、画面を通して久しぶりに皆さんにお会いできたことを大変喜んでおられ、「このカフェが私の原点」というありがたい言葉もいただきました。
オンラインには九州から緩和ケア医も参加され、充実したディスカッションが繰り広げられました。
クールダウンは歌を歌うのは何ヶ月ぶりという方も少なくないと想像される中、「故郷」を歌い、リアルカフェでは隣の方の声を聞きながら、オンラインの方はミュートにして各自楽んでいただけたかと思います。
リアルカフェで皆さんにお会いしたいというのは共通の思いですが、感染拡大がさらに進行している現状では今後も暫くはオンラインもしくはハイブリッドカフェを継続していくことになると思います。

2020年6月28日オンラインカフェの様子です
2回目のオンラインカフェは計30人(参加者8人、見学者4人、スタッフ18人)が参加しました。
今回は鹿児島や愛媛、埼玉からの参加もあり、「遠くから来ていただき」ではないリモートならではの恩恵にあずかり、懐かしい方との再会や初対面あり、見学あり、車中からの参加ありと多様な参加の可能性を感じました。
90歳の参加者は息子さんのサポートを受けながらの参加でした。リモートでは幼いお子さんが対話しているお母さんに盛んにおねだりしたり、介護しているお母さんが登場されたりと各々が抱えている背景がより鮮明にわかることや、今まで抑えていた感情が露出して「初めて泣けた」と話される方もいらして、オンラインカフェならではの個の空間を意識しました。
今回はクールダウンも復活し、少しタイムラグがある中でいつもと変わらぬストレッチを楽しみました。
2020年5月24日オンラインカフェの様子です
3月、4月と新型コロナウィルス感染拡大の為、カフェはお休みにしておりましたが、5月はオンラインでカフェを開催させて頂きました。
初めての試みでしたが9人(相談者6人、見学者3人)の参加がありました。全員でのトーク、グループトーク、再び全体の共有の時間といつものカフェと同じような構成で、画面が途切れることなく進行出来ました。
参加者は久しぶりに会えて話ができたことを喜んでおられ、スタッフも皆さんの笑顔が見ることができ嬉しく感じられたと思います。
一方でカフェの間にもカフェの携帯に常連さんから電話があり、かけてこられた方の気持ちを思うと切なくなってしまいます。やはり世代によってはオンラインはハードルが高いという側面は否定できず、今後はご家族の協力を得るなどしてより多くの方が参加できるようになればと思っています。

2020年2月23日のカフェ
今後も状況によって開催の有無を決めさせて頂きます。
次回、又笑顔でお会い出来ます事を楽しみにしております。口角あげてお過ごしくださいね。
どうぞご自愛ください。
2020年1月26日のカフェの様子です
暖冬の影響なのか道端では早くもオオイヌノフグリが咲き始め、春の足音が聞こえ始めました。
1月のカフェには相談者16名(初参加3名)、スタッフ22名、見学者2名が参加しました。
初めて参加された女性はがんになっても自分には夢があると話され「地元でこのようなカフェを開きたい!自分にはまだ世の中に役立つことができると思っている」と大変力強いメッセージをくださいました。
昨年お母様をがんで亡くされた女性は「母を亡くしてグリーフケアに興味を持ち、自分も何かできるのではないか」とカフェに参加されました。
また、高校一年生の女子学生は、お友達のお母さんががんで何も食べられなくなった時に、食欲のない時にも食べられるようにと自分で考えたカラフルな琥珀糖の飴を可愛いレシピと共に持参し、皆さんに配ってくださいました。最近の中高生は世界に通用する才能を発揮する子もいますが、他人への思いやりと行動力には驚くばかりで、感激しました。
クールダウンはスタッフによるストレッチ。心も体もほぐれて笑顔で終了いたしました。


2019年12月15日のカフェの様子です
前半のカフェでは数ヶ月前から参加するつもりだった方が台風で被災され避難生活を送られていましたが、ようやくカフェに参加することができ、今は全ての方に感謝していると話され、参加者一同深い感動をいただきました。
後半のクリスマス会では久々に来てくださった待望の岡倉ゆかりさんと毎月見学者として参加されている高橋さんのハープ、ご主人のフルート演奏で始まり、素敵な音色をプレゼントしてくださいました。お馴染みのクリスマスソングは皆で歌い、楽しいひとときでした。
恒例の江波戸サンタも茨城から来て下さり、サンタさんからのプレゼントに皆さん嬉しそうでした。でも一番嬉しそうだったのは美味しいランチを食べながら和気藹々とおしゃべりしている時。皆さん素敵な笑顔で本当に楽しそうでした!
今年一年ありがとうございました。良いお年をお迎えください。



2019年11月24日のカフェの様子です
12月に入りすっかり寒くなりました。
11月のカフェの報告です。
カフェには相談者18名、スタッフ19名、見学者1名が参加しました。
90歳で初めて参加された方は今まで10回の手術を経験され、その度にこのまま天に召されてもいいと思われていたそうですが、ひ孫さんが生まれてから俄然生きる意欲が湧き、まだまだ生きたい!と思っていると話され、拍手喝采でした。肌つやも良く声もよく響きとてもお年には見えない若々しさは気持ちの若さにあると、学ぶところ大でした。
クールダウンは日頃より”健康第一”をモットーに元気に活動しているスタッフによる「元気で健康に生きる秘訣」でした。
RFLJとちぎ様よりご寄付を頂きました。心より感謝申し上げます。
次回のカフェは12月15日。クリスマスカフェに久しぶりに岡倉ゆかりさんが来てくださいます!カフェにお手伝いに来て下さっている高橋夫妻のハープとフルートに合わせての演奏です。
*クリスマスカフェのスケジュール*
10:00~11:30 通常カフェ
11:30~13:00 クリスマス会
(プレゼント交換会があります。ご用意頂ける方は500円程度のプレゼントをご持参ください)
みなさんのお越しをお待ちしております。


2019年10月27日のカフェの様子です
初めはカフェに来ることにあまり期待していなかったと話された方は、医師との個人面談で気持ちが変わり、大変感謝していると笑顔で話されていました。
ステージが進み、抗がん剤、放射線治療をされ次に勧められている抗がん剤治療の他の選択肢がないか情報を求めて来られた方は、治療をしなければならないがん患者の状態から一度何もしなくても良い状況に身を置きたいと本音を垣間見る話をされました。
毎回様々な状態の方が参加されますが、カフェがその人らしい生き方を見つける手助けになればと願うばかりです。
クールダウンではスタッフによる“食の秋”という話。健康には食欲を抑えて“腹7分目”が良いという内容でした。

2019年8月25日のカフェの様子です
今回も参加者が話される言葉から多くの学びがありました。
「カフェに3回参加して、今回初めて自分ががん患者であると言えました」と話された方の言葉に誰もが胸を熱くしました。その方がそれまで背負っていた重荷をおろして、カフェが心を開放する場所になれたことに心が動きました。
暫くぶりにカフェに参加された方は「生きていることを証明するためにこれからも参加します!」と冗談交じりで話され、とびきりの笑顔に安堵されたことと思います。
また、前回参加時には就職問題でつまづいていたけれど、一歩前進したことを報告しに来てくださった方もおられ、参加者の言葉が活動のエネルギーなっていることをあらためて感じました。
クールダウンは9月14,15日に開催されるリレーフォーライフ(RFL)のサバイバーズラップで使用する手形フラッグを作製しました。当日は会場いっぱいにフラッグを広げて歩き、皆さんの思いを伝えたいと思います。
カフェ後には恒例の勉強会が行われました。7月に行われた「第8回がん哲学外来市民学会・コーディネーター養成講座」での様子を参加者より発表していただき、学びを共有しました。
次回はRFL内での開催になります。
9月14日(土) 13:00-17:00
9月15日(日) 10:00-12:00



2019年7月28日のカフェの様子です
7月のカフェには久々に40人を超える大勢が参加されました。今回のカフェではステージが進んでいる方が目立ち、今できることを模索される中、経験者のとても前向きな生き方に勇気づけられた方、医師との個人面談で疑問が解消され、状況が厳しい中でも希望を失わずに前向きに生きようとされている方や、がんと診断されてから日が浅く不安で押しつぶされそうな中で情報を求めて参加してくださった方など、様々な理由での参加でした。
いつも来られているリピーターの方が見えないと心配になり、スタッフのおせっかい指数が上昇してしまいますが、また元気な姿にお会いできることを願うばかりです。
クールダウンの時間は、リレー・フォー・ライフのアナウンスをしていただき、ルミナリエの説明や物販を行いました。リレー開催は9月14日正午~15日正午です。是非ご参加下さい。
来月はみなさんの手形をとりたいと思いますので、是非、又カフェでお会いしましょうね。



2019年6月30日のカフェの様子です
6月のカフェには計34名が参加しました。
治療を頑張ってきたけれど使える薬も少なくなり誰かに話を聞いて欲しくて参加された方、病気後の就職に困難を感じている方、ステージが進み今後の療養の目標を求めている方、毎回カフェを楽しみに参加されてる方など、今回も様々なニーズでの参加でした。
闘病生活の中でカフェに参加することが梅雨空に咲く紫陽花のように少しでも心に平安がもたらされるよう、各人の思いに寄り添っていければと思います。
クールダウンはスタッフによる“笑いヨガ”で梅雨空を笑いで吹き飛ばす勢いで締めくくりました。
加藤玲子さんの出版実行委員会から、まちなかメディカルカフェへ寄付金をいただきました。心より感謝いたします。
7月28日のカフェでは9月のリレー・フォー・ライフのアナウンスや物販も行う予定です。
2019年5月26日のカフェの様子です
令和になって初めてのカフェには40名が参加されました。今回は初参加の方も多かったです。個人面談は5組が希望されました。
今回はご家族やご自身が既に進行した末期がんの状態とわかり、今後について相談された方が多かったように思いますが、カフェの機能をフル回転して対応させていただきました。拠り所としてカフェを活用していただくことは活動の目標です。
クールダウンでは島崎藤村の「初恋」を現役の国語の先生であるスタッフの先導で朗読しました。何十年ぶりに目にした詩に少しドキドキしながら読んでいる皆さんの様子がとても楽しそうで、素敵な一時になりました。



2019年4月21日のカフェの様子です
第一部のメディカルカフェでは大きなテーブルの代わりに、いつもより小さなテーブルを囲んでの対話となり、距離感が縮まって顔も声も身近に感じられました。
休憩を挟んで行われた第二部ではスタッフによる歌とピアノの演奏に涙を流されている方も見受けられました。上川先生の講演「結いの心を編む人々」では心が通じ合うことの大切さをあらためて学ばさせていただき、今後のまちなかメディカルカフェの方向性も示していただきました。
6年間継続できたこと、心温まる記念イベントができたことに感謝し、また新たな気持ちで令和時代となる7年目の活動に臨みたいと思います。
まちなかメディカルカフェin宇都宮を今後ともどうぞよろしくお願いします。




2019年3月17日のカフェの様子です
3月のカフェには相談者13名、スタッフ22名が参加しました。初参加が4組いらっしゃいましたが、各々がグループ、個人面談を選択され(個人面談の後にグループへ移られた方もおられました)、それぞれで内容の濃い話し合いがなされ、相談内容やカフェに求められた内容に応じた対応させて頂きました。
一方、グループでも個人が抱えている問題に応じてファシリテーターが一対一で傾聴させて頂き、臨機応変に対応させて頂きました。
クールダウンではスタッフによる楽しいトーク付きのストレッチを行い、身も心も軽くなったように感じました。毎回趣向を凝らして楽しい時間を作ってくださり感謝です。
次回4月のカフェは6周年記念イベントです。お楽しみに。


2019年2月24日のカフェの様子です
日中はコートがいらないほど暖かい日もあり、春はすぐそこまで来ているようです!
2月のカフェには相談者16名(初参加3名)、見学者2名、スタッフ21名が参加しました。今回も個人面談が5組と多く1階も使わせていただき、採算度外視で対応してくださるCafé ink Blueに感謝いたします。
今回はいつもどおり医療に関する相談やグリーフケア、人生相談もありでカフェの多様性が窺われ、相談内容の如何にかかわらず真摯に対応することの重要性を感じました。
久しぶりに参加された方もいらして、やはり元気に生活されていたことが分かると安心します。
クールダウンは待ちに待った阿久津さんの「笑いヨガ」で、沢山笑って免疫が活性化され、皆さん元気に会場を後にされました。


2019年1月27日のカフェの様子です
1月のカフェには相談者15名(初参加8名)、見学者1名、スタッフは21名が参加しました。個人面談は5組でした。
今回はグリーフケアの方や、やっとの思いでカフェに来られた方、皆さんを元気にしたいと参加された方など多種多様な思いが交差していたカフェであったと思います。
フリーディスカッションでは奥様を亡くされ参加された方が言葉を話される代わりに演奏してくださったオカリナの音色に心を打たれ、拍手が鳴り止みませんでした。
今回JAIFAさん(公益社団法人生命保険ファイナンシャルアドバイザー協会)から御寄付を頂きました。心から感謝申し上げます。
またRadio Berryの ”Dualサプリ” の番組でカフェのことを話させていただくことになり、MCの須賀由美子さんが見学に来られました。番組の中では早速カフェの様子を須賀さんが紹介してくださいました(radikoでon airより1週間配信されます)。



2018年12月16日のカフェの様子です
12月16日のカフェには相談者10名(初参加1名)、見学者2名、スタッフ20名が参加されました。
Café ink Blueで行う初めてのクリスマス会は勝手も異なりましたが、皆さんのご協力で楽しい一時を過ごすことができました。
相談者さん親子に素敵な演奏を届けていただき、とても3か月前に手術をされた方には見えない、正に「病気であっても病人でない」お母さんと、爽やかにお母さんを支えている娘さんの姿が皆さんへの心のプレゼントとなりました。
恒例のEサンタからクリスマスプレゼントが配られると、皆さんとても嬉しそうでした。沢山の差し入れもありがとうございました。
今年はカフェ開催から5年経ち、開催場所の移動というビックイベントがありましたが、皆さんのご理解ご協力により次のステップへ向けて舵を切ることができました。
来年も安心して話せる場所として「まちなかメディカルカフェ」が発展することを願っています。
今年一年、ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。良いお年をお迎えください。




2018年11月25日のカフェの様子です
Café ink Blue”に移動して初めてのカフェとなりました。
カフェには相談者8名、見学者5名、スタッフ23名が参加しました。会場は少しコンパクトになりましたが顔も声もより身近に感じられました。個人面談のスペースも確保され、仕切りで隔てられ落ち着いて話をすることができました。
クールダウンの時には仕切りをオープンにして広々と使うことができ、スタッフによる楽しいストレッチでリラックスして頂きました。
開催会場が変わり再出発となりました。今後も来てくださる方が安心して話ができる場としてカフェを継続していきたいと思いますので、よろしくお願いします。

2018年10年28日のカフェの様子です
10月のカフェには14名(初参加2名、個人面談1名)が参加されました。飛び入りで参加された方は患者会などの参加経験からかカフェにも暗いイメージを持たれていたようですが、参加されている皆さんが元気で明るいことに驚かれたようです。
そうした中、カフェの開設当時から参加されていたTさんが天国に旅立たれたことを報告されたOさんのスピーチに胸を打たれました。Tさんの言葉には毎会参加者の皆さんのみならずスタッフがどれだけ励まされていたか、あらためてお礼を言いたいです。西明寺のメデイカル・カフェでは亡くなられる1週間前まで田中雅博先生の意志を継いで中心的に活躍され、ご自分の使命を見事に果たされました。リストの中からお名前がなくなっても今後は天国からの参加者として見守ってくださると思っています。クールダウンで弾いてくださったMさんのクラシックギターの音色が追悼と癒しの時間となりました。
今回が5年間お世話になったNEWS CAFÉで行う最後のカフェとなりました。次回からはCafé ink blueでの開催となります。5年間カフェを続けてこられたのは下野新聞社のIさんを始めNEWS CAFÉのスタッフの方々のお陰と深く感謝いたします。
次回からは心機一転、また来てくださる方の拠り所となる場を皆さんと作っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。




9月のカフェの様子です
9月8日と8日、「リレー・フォー・ライフ・ジャパン2018とちぎ」のテントでカフェを行いました。毎月のカフェにもおいでの方、久しぶりに参加してくださった方、メディカルカフェの看板を見て声をかけてくださった方などがおしゃべりを楽しみました。
24時間リレーの始まりはサバイバーズラップ。カフェの利用者さんたちがカフェのフラッグをもって最初の一周をしました。
サバイバーズトークでは、毎月参加されている方やカフェにいらしていたご家族、スタッフとして活動されている方も登壇されました。心温まるお話しを聞くことができました。
カフェを通してたくさんの方たちとの出会いがあったことを思いながら、闇にうかぶルミナリエをみつめました。

8月26日のカフェの様子です
ここのところ、暑さや体調不良などで欠席の方が何人かいらして回復を願うばかりです。
クールダウンでは9月8日~9日に行われるリレー・フォー・ライフの手形フラッグを作成しました。皆さんの思い思いが印されたフラッグを持ってグラウンドを歩くのが楽しみです。
リレー・フォー・ライフ初日のサバイバーズトークにはカフェ相談者さんやスタッフが出演します。


平成30年7月22日のカフェの様子です
7月のカフェには相談者が8名、スタッフ20名が参加しました。猛暑のせいか欠席者が目立ちましたが、和やかなカフェとなりました。
初めて参加されたAさんは再発して厳しい状況にありながら少しでもできることを探し、自分の役割を見つけようとされており、その姿に胸を打たれました。樋野先生の著書も読まれていて、人それぞれに役割があることを学び、“こやまカフェ”では小山先生やボランティアの皆さんに助けられ、主治医にも励まされ今に至っていると話されていました。やはり気持ちの持ち方の大切さを感じました。
クールダウンの時間にリレー・フォー・ライフの説明をさせて頂きました。来月、手形フラッグ作成やグッズ販売を行う予定です。
今月もハートベリーさんより美味しい差し入れを頂きました。いつも感謝です。


2018年6月24日のカフェの様子です
カフェには相談者が13名、見学者1名、スタッフ19名が参加しました。
今回は初参加の方が多く、また新しい風が吹き込まれたように感じます。この中には病気をしたことをポジティブに捉え、積極的に人生を楽しまれている方や、病気になってカフェを頼りにこられた方もおられました。
カフェに来られる理由は様々ですが、どのような方にもまた参加したいと思っていただけるような「拠り所」でありたいと思っています。
クールダウンは宮澤賢治の「雨ニモマケズ」を皆で朗読しました。初めての試みでしたが、あらためて詩にこめられている意味に思いを馳せ、素敵な一時を過ごしました。
最後にリレーフォーライフの紹介もさせて頂きました。今年の開催は9月8日~9日です。



2018年5月24日のカフェの様子です。
5月のカフェには相談者;10名、見学者;2名、スタッフ;22名が参加しました。
毎月、新しい出会い、そして嬉しい再会があるカフェですが、残念ながらお別れもあります。病状が厳しくなる前までカフェに来ていただいていたことに感謝、そしてご縁に感謝です。
クールダウンはグループで行うゲームで大いに盛り上がり、心も体も柔らかくなったひと時でした。


2018年4月22日5周年記念講演の様子です
5周年記念講演会には関係者、スタッフを合わせ150人と多くの方が来られ、会場はほぼ満員でした。
金田諦應先生「物語を生むチカラ」、樋野興夫先生「存在に価値がある~個性を引き出す~」の講演からは多くのことを学ばさせていただき、パネルディスカッション「いのちを背負って」では自己再生能力「レジリエンス」を主体に各々の立場から意見が出され、大変充実した討論を行うことができました。
休憩の時間には「笑いヨガ」で、会場中が笑いに包まれ、楽しくリラックスした気分になることができました。
閉会後の自由歓談では”カフェ・デ・モンク”とのコラボが実現し、楽しく歓談するグループや臨床宗教師を囲んで真剣に相談されている姿もありました。
5年間、沢山の方々に支えられ今があります。心から感謝申し上げます。




2018年3月25日のカフェの様子です
あっという間に春がやってきて桜が満開ですね。
先週のカフェには相談者12名(初回2名)、見学者2名、スタッフ17名が参加されました。下野新聞の取材や来月ご公演いただく金田住職の紹介で「新薬と臨床」の編集者の方も来られ、カフェを取り上げていただく機会が増えることを嬉しく光栄に思います。
今回のカフェでは永遠のテーマとも言える主治医との付き合い方が話題になりました。短い診察時間の中で如何に体の状態や言いたいことを伝えられるか聞いてもらえるかは患者さんにとって高いハードルを超えなければならなく、ましてや心の中まで伝えることは難しいと感じています。主治医に言えないことをカフェに来て話せる、“医療の隙間を埋める”ことは、やはり重要なカフェの役割と思っています。
クールダウンではスタッフによるリラクゼーションを行いました。心地良い緊張と弛緩を体に与えることでリフレッシュすることができました。日常にも取り入れて頂けたら嬉しいです。

2018年2月18日のカフェの様子です
今回は臨床宗教師の新田さんと話をするコーナー:”モンク(お坊さん)テーブル”を作り、希望者との対話を行いました。初めての企画でしたが、5周年記念でもカフェ・デ・モンクとして参加して下さるとの事。今後も宗教者との対話ができるカフェとして、継続できたらと思っています。
クールダウンはスタッフによる「歌の会」で、手話で歌う「春が来た」で盛り上がり、「ふるさと」でリラックスし和やかに終了しました。
閉会の挨拶ではカフェは「ルリュール」(フランス語でもう一度本の装丁を綴じ直す)を行う場所かもしれないというお話がありました。



2018年1月18日のカフェです
初参加の方からはカフェに来て皆さんの体験を聞いたら悩みも飛んで勇気をもらったと話され、カフェの役割をあらためて感じました。
一方、毎回参加されている方からは住職や牧師さんと「死」について話がしたいとの要望があり、避けては通れない根源的なテーマもカフェが背負っていることを気付かされました。
クールダウンはスタッフが「幸せなら手を叩こう!」を歌いながらのミニゲームをし、盛り上がりました。
スイーツも沢山差し入れがありました。


12月17日のカフェの様子です。
12月のカフェには15組、18名、見学者2名、スタッフ23名+演奏者1名、計44名が参加され、賑やかで和やかな楽しいクリスマスカフェになりました。
毎年恒例のサンタに加えて今年は住職3人が参加され(2人は臨床宗教師)、豪華なクリスマス会でした!
初参加された臨床宗教師の金田締應和尚さんは、震災直後から軽トラに一斎を積み込み、"移動式傾聴喫茶 カフェ・デ・モンク"を開催し、心に傷をおった人びとの声を聴いてこられました。 来年の5周年記念でご講演いただく予定です。
後半のクリスマス会は金子さんのピアノとコントラバスの奏でるAmazing Grace、そしてカッチーニのアヴェマリアに始まり、全員参加してクリスマスソングを歌い、恒例のプレゼント交換まで生の音楽に触れながら本当に楽しいひとときでした。




2017年11月26日のカフェの様子です
カフェに久しぶりに参加された方から「私の原点はまちなかメデイカルカフェにあるということがわかった」というお言葉をいただきました。嬉しかったです。
クールダウンはスタッフによるエクササイズ。縮んでいた筋肉をストレッチで伸ばすことにより体の可動域が広がったように感じました!
カフェの終わりには翌日88歳のお誕生日を迎えられた小山先生の米寿のお祝いをしました。「患者さんが第一」との考えを常に行動で示されてきた小山先生。今後も体の動く限り活動を続けていきたいと話される先生に相応しく、相談者も交えてお祝いができたことを一同嬉しく思います。先生にはいつまでもお元気でこれからも一緒に活動させていただきたいと思っています。
スタッフミーティングでは88本のバラの花束を贈り、NEWSCAFEにオーダーしたケーキは"8"の文字になっていました。




2017年10月29日のカフェの様子です
フリーディスカッションでは ”カフェに参加するごとに元気になり自分の役割を見つけられ活動されている方” や、”病状が進行してもカフェでの会話を何よりの治療薬として自分らしく生きている方たち” の話に感激しました。
いつも相談者の皆さんから元気をいただいています。有難うございます。
クールダウンはスタッフがシンセサイザーを演奏し、透明な音の世界に引き込まれ、素敵な一時を過ごさせていただきました。
スイーツはカボチャのマフィンとイチジクのケーキでした。秋ですね



2017年9月16日のカフェの様子です
9月はリレーフォーライフジャパンとちぎ2017内のテントでカフェを開催しました。
あいにくの雨でしたが、参加して下さった皆さま、ありがとうございました。
カフェは参加者は多くはありませんでしたが、茨城や栃木市からの参加者や久しぶりに参加された方もいて、和やかに賑わいました。
またサバイバーズラップではまちなかメデイカルカフェの虹色のフラッグがグランドでひときわ鮮やかでした。
サバイバーズトークではカフェ相談者の方が数名登壇してお話をして下さいました。
みなさんの描いて下さったルミナリエは今年も私達の足元をやさしく灯してくださいました。スタンドにはHOPEの文字がありました。




2017年8月27日のカフェの様子です
クールダウンは9月16,17日に行われるリレー・フォー・ライフで使用する手形フラッグを作成しました。サバイバー一人一人の思いがつまったフラッグを持ってみんなでグラウンドを歩きたいと思います。カフェの開催は16日の12時~16時になります。
16日16:30~のサバイバーズトークにはお馴染みの高田久さん、中村紀代子さん、司会には加藤玲子さんがカフェから登壇されます。
是非会場へ足をお運びください。
2017年記念カップ出来ました!



7月30日のカフェの様子です
7月のカフェには相談者が14組15名、見学者3名、スタッフ23名が参加されました。対話の後の共有の時間では今回初めて参加された方が幾多の困難にも負けずに前向きな生き方をされている姿に胸を打たれ、生きることの意味をも考える機会となりました。また今回は臨床宗教師(高野山寶積院住職)が参加され、今後もカフェに参加してくださることになりました。より深いスピリチュアルケアにつながる可能性を感じます。
クールダウンは”リラク姫”によるリラクゼーションでした。ちょっとした力の加減で体がリラックスし、可動域が広がることを学びました。これは精神も同じですね。
カフェの後にスタッフの勉強会が行われ、先月神戸で行われた「第6回がん哲学外来市民学会」「第7回がん哲学外来コーデイネーター養成講座」での学びを報告しました。勉強会は来年以降も是非続けていきたいと思います。


6月25日のカフェの様子です
厳しい状況の中で誰にも相談できずにいた方がこの会に初めて参加されて、「沢山の方が病気と闘っているのを知り勇気づけられた」と打ち明けられ、また別の方は「前回のカフェで参加者の発言に大変感動した」と話され、あらためてカフェで過ごす2時間の意味を皆さんから教えていただきました。
クールダウンは今回見学者で参加されたKさんが簡単にできる5分間のエクササイズを指導してくださいました。
カフェ代表の平林先生のお誕生日と重なり、みんなで♪Happy Birthday♪を歌い和やかなひとときとなりました。



2017年5月28日のカフェの様子です
平林代表は病理学会でご不在でしたが、出張先の大阪で「五月晴れ」の空を私たちと共有しながら、50回という節目のカフェに思いを馳せておられたと思います。
今回は相談者12組16人、スタッフ26人、合計42人が参加して行われました。初参加は6組でした。入室時いかにも不安そうに見えた相談者のお一人が、面談後には自ら手を挙げ、涙を抑えきれずに、しかしハッキリと相談ができて良かったと話されたときは、参加者のかなりの方が涙してしまったようでした。カフェを開いて良かったと、改めて思いました。
クールダウンは“笑いヨガ”で、あっという間に会場が笑いに包まれました。
スイーツは3種盛りでした!



2017年4月23日のカフェです
第1部の講演会は39名と多くの方が参加され、第2部のメデイカルカフェには32名と過去最高の人数で、5グループ(個人面談2組)での開催となりました。
ミニ演奏会での安生正人さんのハープはおとぎの国から聞こえてくるような心地よい調べで、会場の皆さんもうっとりされていました。
本田麻由美さんの迫真の講演には多くの方が共感され、勇気づけられたことと思います。実は本田さんは会場に入られて患者さんやご家族の参加者が多いことを察知され、医療問題中心に準備した講演の内容を自らの体験を主体としたものに変えられたそうです。空気を読む咄嗟の判断と柔軟性、流石です!
皆さんのご支援、ご理解により4周年を迎えられたこと、心から感謝申し上げます。これからもまちなかメディカルカフェin宇都宮をどうぞ宜しくお願いいたします。



2017年3月26日のカフェです
毎回初めて来られた方も積極的に感想を述べられ、今まで誰に話したらよいのか分からず封印していた気持ちを出せる場があることを知り、参加して良かったと言われていました。
またここのところ、他県や県内でカフェを開設したいと見学に来られる方も増えていて、まちなかメディカルカフェの新たな役割も感じています。
クールダウンは久しぶりに山本さんにリラクゼーションをしていただき、眠くなるほどに?心身ともにリラックスすることができました。

2017年2月26日のカフェの様子です
梅の花も咲き始め、ほのかな色合いが春を感じさせる季節となりました。
2月26日のカフェは相談者が11組12名(初参加1組)、見学者3名、スタッフ24名が参加しました。個人面談は3組、グループは4グループでの対話が行われました。
今回は欠席者もあり、相談者一人にスタッフ数人配属の手厚い対話?となったグループや、全員が女性の女子会ありで、グループによって若干人数のバラつきがありましたが、グループごとの特徴を生かした対話が行なわれました。
相談者のTさんが話された田中雅博先生の言葉「命より大切なものを見つける」。そして日野原先生が語られた「患」という字は「2個の口に釘が刺さっているのが患者さん、釘を取り除きその下の心を読むのが医療者の務め」という深い話に感激し、気持ちを新たにしました。
クールダウンではスタッフの田中さんが皆さんの体と心をほぐしてくださり、リフレッシュすることができました。



2017年1月22日のカフェの様子です。
1月のカフェは相談者が16組18名、見学者2名、スタッフ24名と、合計44名の参加でした。個人面談が2組、グループは4グループに分かれて対話が行われ、フリーディスカッションではおなじみの方、カフェに参加してまだ間もない方も活発に発言されていました。
あらためて素直に心情をはき出せる場の大切さを感じます。
クールダウンは「新春ミニコンサート」として塩原温泉病院 院長の森山俊男先生がフルートを演奏してくださり、素敵な調べに一同夢心地でした。


2016年12月18日の「まちなかメディカルカフェ」とクリスマス会
クリスマスカフェには14組16人、見学者4人、スタッフ19人が参加しました。見学者にはフレッシュな若い帝京大学の学生さん2人も参加してくれました。今年最後のカフェとなり、個人面談2組、3テーブルに分かれてのグループ対話では、皆さんの思いの丈を話されていました。またクリスマスカフェということもあり「がんがくれた贈り物」について各々思いをめぐらせる一時にもなりました。
クリスマス会では恒例の歌姫 黒澤倫子さんのクリスマスソングに聴き入り、先月好評だった阿久津里見さんによるラフターヨガ(クリスマスバージョン)に引き続き、江波戸サンタさんも茨城から駆けつけてくれてプレゼント交換を行いました。クリスマスカフェが参加してくださった皆さまへのささやかな心のクリスマスプレゼントになれば幸いです(記:平林、写真:野澤)。
2016年11月27日の「まちなかメディカルカフェ」
2016年10月23日の「まちなかメディカルカフェ」
今月は、9組9人(2人欠席、1人当日追加)、見学者2人、スタッフは18人が参加しました。2階はジャパンカップ展示のため少し狭めのレイアウトでしたが、ちょうど人数も少なく、全員がリピーターの方でお互い周知の仲、各テーブルではより親密に深い話ができました。クールダウンはおなじみとなった田中さんのエクササイズで今回は全身の関節を順々に動かす運動でした。テンションのかけ方によりリラックスにも筋トレにもなること、毎日続けてすることが大事とのアドバイスに皆納得でした(平林記)。
2016年9月24日の「まちなかメディカルカフェ」
今回のカフェは”リレー・フォー・ライフ・ジャパン2016とちぎ”の中で行われました。参加者は12人、初回の方は5人で、当日カフェが開催されていることを知って参加してくださった方もいらっしゃいました。
国立がんセンター東病院の先生お二人も「ドクターと気軽に話そう」コーナーとして参加していただき、いつもとは違う芝生の上で”のびのび” ”和気あいあい”とテーブルを囲んでのひとときとなりました。始まりのサバイバーズラップでは念願が叶ってカフェのフラッグを参加者皆で持ってグランドを一周することができました。
カフェの合間にもフラッグを持ってリレーをしたり、ポールウォーキングの指導を受けながらグランドを回る姿もみられ、カフェとエクササイズが癒合した楽しく思い出深いカフェになりました(平林記)。
2016年8月28日の「まちなかメディカルカフェ」
今回は個人面談が1組で、グループを希望された方が多く、4グループで活発な対話となりました。
クールダウンではリレー・フォー・ライフのサバイバー手型を参加者の皆さんに押していただきました。9月24日の開催に先立ち、まちなかメディカルカフェの手型が第5回の初めて手型となりました。皆さんの願いが込められ力強く押された手型。願いが叶うことを祈っています。(議事録から一部改変)
2016年7月24日の「まちなかメディカルカフェ」
今日は運動の必要性を話したグループが多かったようで、
ウォーキングや軽運動で免疫力をあげましょうといった話がでてました。
田中さんのエクササイズは、体を動かすCOOLdown?で皆さんの心に響いてくれるといいと思いました。


2016年6月26日の「まちなかメディカルカフェ」
今月のカフェは18組23人の方が来られ、スタッフも21人参加し、賑やかなカフェになりました。
グループはいつもの通り3組です。
クールダウンはスタッフデビューされた岩本さんがインストラクターの方を連れてポールウォーキングを披露してくださり、参加された皆さんも笑顔でウォーキングを楽しまれていました。
(平林記、写真は嶋田)
2016年5月29日の「まちなかメディカルカフェ」
今月の相談者は、16組(18人)内初回は7組(9人)、見学者は5人でした。
また、個人面談は4組、グループはA、B、Cの構成になりました。スタッフは16人で、各テーブルに2、3人のファシリテーター、受付、司会進行など慣れた手順で行なわれました。
相談者の皆さんは、ほとんど毎回来られている方、ひさしぶりの方、ちょっと緊張気味の初回の方、いずれの方も同じ共通項をお持ちのためか、初めてお会いする方ともすぐに打ち解けておられる様子は、このカフェのよいところと改めて感じました。
今月のクールダウンは、音楽療法士の金子悦子さんと「すまいるず」さんでした。金子さんは、済生会宇都宮病院の緩和ケアの職員で、日頃から音楽を通して患者さんの精神的フォローアップに尽力されています。「すまいるず」さんは、お子さんたちのグループで、今回は9名の方々の合唱でした。演奏はピアノとコントラバスでした。コントラバスは、大きく重いのに遠方から運ばれ大変だったと思います。
曲は
「翼をください」 「逢えてよかったね」
・・ ・・・
悲しみのない自由な空へ こんなふうに寄り添い
クールダウンが終わった時の顔 が明るく、穏やかになったことに驚きました。音楽の力、特に子供たちの声の力に改めて感謝です。
樋野先生 新刊の紹介
樋野先生の新刊が発売となりました。
カフェと出会った24人は、「がん経験者」です。
興味のある方、是非、一読あれ!
樋野興夫:編著
4月24日「3周年記念講演会 ~病に寄りそう心~」が開催されました
講演会内容はUSTREAMにてご覧になれます(村井)。
参加された宇都宮の武田さんが投稿された新聞記事もご覧ください
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チラシ PDFファイルを表示
日時: 4月24日(日)13:00~16:00(開場:午後12時30分)
◇講演会 13:10~14:20
横山 孝子 「求める手に差し出す手 ~キャンナス烏山の活動について~」
平林 かおる「傍らに立つ」
【講師の紹介】
樋野興夫:順天堂大学医学部病理・腫瘍学教授 一般社団法人がん哲学外来理事長
平林 かおる:まちなかメディカルカフェ in 宇都宮代表
2016年3月27日の「クールダウン」
朝は曇り空でしたが、会が始まると日差しが入り気持ちのよい天気に恵まれました。
グループは3つに別れ、話に聞き入る方、話が止まらない方、様々の中、とても良い雰囲気でアッと思う間に時間が過ぎて行きました。
クールダウンは「詩の朗読」です。朗読は神成當子(かんなりまさこ)さん、音響は旦那様の神成芳彦 さん、手伝いと紹介はスタッフの竹原典子さんでした。
詩は長田 弘さんの「人生は森の中の一日」より
・・・・・・・・・
・・・・・・・・
森には何一つ、
余分なものがない。
何一つ、むだなものがない。
人生も、おなじだ。
何一つ、余分なものがない。
むだなものがない。
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
ジーンと心に残りました。感動です。
「傾聴と在宅支援のボランティア・のぼらん」は2014年4月に立ち上げられ、以来、在宅医療を受けておられるお宅(ご高齢の1人暮らしの方や介護をされておられる方)へ伺い、お話しの相手をします。時には、おしゃべりをしながら重いものを動かしたり、庭の片付をしたり、一緒に洗濯物を整理したりなど、ささやかなお手伝いをしています。
2016年2月28日の「まちなかメディカルカフェ」
上川先生は「規矩準縄(きくじゅんじょう)」(出典:孟子の教え)について説明されました。規:円、矩:方形、準:水平、縄:直線の基準だそうで、転じて「基準や手本」といわれるものについて改めて考えてみようというお話しでした。
桑野兄弟の演奏は、清らかな音色に聞きほれました。がんと生きる私たちの姿が若い彼らの心に何かを残せていれば嬉しいです。 ありがとうございました。(大竹記)
曲名は ♪You raise me up♪
2016年1月31日の「まちなかメディカルカフェ」
何度も参加されている武田幸雄さん(写真)は、1月23日の下野新聞「読者登壇」に投稿され、「まちなかメディカルカフェ」を通して自分の病と戦っておられることを披露されました。当日のスピーチでも武田さんらしいやさしい言葉で、当会に参加することで、大きな勇気と喜びを得られていることを語っておられました。
● 武田さんが「読者登壇」に投稿された記事をご覧ください。→ PDFファイルを表示
クールダウンは「まんまる笑顔のみんなのおうち」の水野谷房恵さんには、雪のつもっている日光から来て頂き感謝しております。下記のプログラムを熱演、熱唱して頂き相談者、スタッフ一同感動の渦に引き込まれた一時を共有しました。本当にありがとうございました。